施設名称
施設名称を「Paix Paix(ペッペ)」に決定しました。
「Paix」は「平和」を意味する言葉です。「穏やか」「安らぎ」などの意味も持っているフランス語です。
「平」のまちでの質の高い「穏やかな」暮らしを支えていきたいとの想いを込め
この「Paix」を2つ重ね「Paix Paix」としました。
皆様に「ペッペ」と親しみを込めて呼んでもらえる施設を目指します。

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「Paix Paix」の頭文字でもある「P」の中に、「平和の象徴であるオリーブを咥えた鳩」を模りロゴ化。
幸福を表す黄色をキーカラーとし、鳩×黄色で「平穏で安らぎのある施設」を表現しました。

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本施設は2024年2月22日に竣工、以降順次開業し、2024年3月には、店舗等がおおむね開業する予定です。
ただし、ラウンドアバウトや街区北側道路は施設竣工前の2023年6月に供用を開始する予定です。
(※ラウンドアバウトについては、後記「ラウンドアバウト(環状交差点)の整備」をご覧ください。)
施設コンセプト
本事業は、内閣府が認定する「いわき市中心市街地活性化基本計画」のプロジェクト事業として位置付けられ、当社が推進するものです。
地域住民・来街者のニーズを反映した地域のコミュニティ施設として平地区での質の高い穏やかな暮らしを支える商業施設を目指します。

- 外観イメージ(北西より)
メインとなる商業棟には、食品や生活用品、雑貨等を販売するデイリーニーズに応じた店舗を揃え、これまでイトーヨーカドー平店が担ってきたまちなかの衣食住を提供する機能を継承します。
地域に根ざした魅力ある商業環境を創出し、暮らしの利便性・快適性を高めます。
(左) 商業棟 / (右) 商業棟2階(イメージ)
サービス棟には飲食店を揃え、コミュニティスペースの機能を付加し、日常の憩いの場となるよう六町目広場と一体的に整備します。
コミュニティ拠点として、多様な人々が集い、居心地よく時間を過ごせる環境を提供していきます。
(左) サービス棟 / (右) サービス棟2階(イメージ)
本計画地は、「ラトブ」や「J Rいわき駅」そして現在建設中の「並木の杜シティ」とも近距離にあり、その間の「白銀地区・大工町地区」を含むいわき駅前エリア全体での回遊や連携を図り、楽しく暮らせるまちづくりを推進します。

建物配置図
店舗紹介
2024年3月までにオープンする店舗を紹介します。募集・協議中の区画については、決定次第、順次お知らせします。

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本計画では、施設コンセプトの実現に向けて、出店者を募集しています。対象となる業種は、物販・食物販・飲食・サービス等です。
物件・募集の詳細に関しては、当社HPからお問い合わせください。
商業棟【1F】
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A1(約2,330㎡)【ヨークベニマル】
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食料品を中心としたスーパーマーケットです。生鮮食品や惣菜をはじめとする、食料品並びに日用雑貨、家庭用品等の住居関連商品の販売を行います。
「地域のお客さまの毎日のくらしをより豊かに楽しく便利にするために」セブン&アイ・ホールディングスの一員として、その情報力や商品力を活かしながら、お客さまの立場に立った商品開発やサービスを提供します。
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B1(約730㎡)【ドラッグストア】
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※準備中です。お知らせの準備が整いましたら掲載いたします。
商業棟【2F】
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A2(約1,780㎡)【無印良品】
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1980年の誕生以来、「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の、環境や社会に配慮した3つのものづくりの視点を守りながら、無駄を省いた実質本位の商品をつくり続け、衣料品、生活雑貨、食品など日常生活の基本を支える商品を取り揃えています。
店舗環境の向上とスタッフの接客力の強化など、お客様に気持ち良くお買い物をしていただけるよう取り組んでいます。
- B2 (約860㎡)【協議中】
- A3-1(約 70㎡)【募集中】
- A3-2(約100㎡)【募集中】
- A3-3(約100㎡)【募集中】
- A3-4(約170㎡)【募集中】
- A3-5(約170㎡)【募集中】
サービス棟【1F】
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C2(約110㎡)【ケンタッキーフライドチキン】
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「安全・安心な」「誰にも真似できないおいしさ」のフライドチキンを提供するチキン専門店です。
11種類のハーブ&スパイス、圧力釜でじっくり揚げること、 お店で1本ずつ手づくり調理すること、創業者カーネル・サンダースが編み出した秘伝のレシピを80年以上守り続けています。
サービス棟【2F】
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C3(約230㎡)【コミュニティスペース】
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六町目広場を見渡すテラスがあるコミュニティスペースです。飲食店の機能に加えて、食事でも、休憩でも、様々なシーンで利用できるよう座席を備え、多様な一人一人が居心地よく過ごせる空間を目指します。人々が集い、交流できるようステージを設け、イベントが実施できる設とします。
ラウンドアバウト(環状交差点)の整備
本事業では、都市計画道路の北側への付け替えと隣接公園の移設により、街区を再編し、敷地を一体化する開発を行います。
併せて、福島県警察およびいわき市と連携して、計画地北西の変則十字交差点を、いわき市初となるラウンドアバウトに改良する計画としました。

ラウンドアバウト位置図

ラウンドアバウト平面図
ラウンドアバウトの設置により、
- 車両の交錯点が減少し、速度が抑制され、交通事故が起こりにくくなります。
- 赤信号による停止が解消され、待ち時間が減少し、スムーズに通行できます。
- 信号停止によるアイドリング時間を削減し、環境負荷を軽減します。
- 信号機がなく、災害などの停電時も安全に通行ができます。
などの効果があります。また本事業では、訪れる人がやすらぎを感じられるよう、中央島や周囲の歩道に緑を配置し、景観形成にも貢献します。
人を大切にする暮らしやすいまちを目指し、「ゆずりあい」の精神から成立するラウンドアバウトを施設のシンボルゲートとします。

ラウンドアバウト鳥瞰イメージ(北西より)

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ラウンドアバウトの供用開始は2023年6月の予定です。
計画概要
所在地 |
福島県いわき市平六町目 |
敷地面積 |
12,639.17m2(約3,823坪) |
構造規模 |
メイン棟:S造2階・塔屋1階
サービス棟:W造2階 |
延床面積 |
10,210.09m2(約3,089坪) |
店舗面積 |
メイン棟:約6,139m2(約1,857坪)
サービス棟:約596m2(約180坪) |
駐車台数 |
265台(予定) |
交通 |
JR常磐線「いわき」駅から徒歩5分 |
工期 |
2023年1月16日?2024年2月22日 |
設計会社 |
戸田建設株式会社 東北設計室 一級建築士事務所 |
施工会社 |
戸田建設株式会社 東北支店 |